血液サラサラとは?

一般的に血流が悪い人には血液サラサラのお薬が処方されることが多いと思います。

しかし、血液サラサラで本当に血流は改善されるたことになるのでしょうか?

血流が改善されることと血液がサラサラになることとは全く別のことなのです。

「血流が良い」とは体に沢山の血が満たされて体の表層深層や末端、内臓や脳に至るまで酸素や栄養を十分に届けることの出来る潤沢な血の流れがあることだと私は考えています。

たしかに血液がサラサラになれば心筋梗塞や高血圧、糖尿病などには効果的ですが、実は本当の意味での「血流改善」とは言えない状態なのです。

不摂生や運動不足にしていると、長年放置されて細く柔軟性を失ってしまった極小の毛細血管では血流が滞り、末端の細胞では酸素不足や栄養不足が起きています

体の中の太い血管を優先してサラサラと流れはするものの、枝分かれを何度も繰り返した末端の毛細血管には血流は届きにくく、末端に分布する細胞には栄養を配ることが出来ないでいるのです。

当院が行う血流整体は、手技により全身に筋ポンプ作用を促し、毛細血管に隈なく血流の通り道を丹念に作っていきます。

また、そこで作られた血流に行き止まりを生じさせないことで全身に潤沢に血が巡り続けるよう働きかけます。

血流に満たされた筋肉や皮膚は、本来持つ機能や力を取り戻し力強く体を支えてくれるのです。

血流が良好であることは、どんな未病や病気にもプラスの力として働きます。

歪み矯正の効果は数分だけ。。

一般的に「骨盤の歪み」と言うと、主に骨盤に付随する筋肉の緊張を緩めたり、部分的に矯正やストレッチをかけたりします。

しかし、骨盤の歪みというのは主に姿勢やお仕事などの体勢が長時間にわたり癖づいた事により起こるもので、骨盤周辺だけの問題ではなく生活習慣まで含めたトータル的な問題なのです。

したがって骨盤周辺だけの部分的な施術やストレッチでは歪みは充分には改善されません。

一般的な整体院における歪みの矯正は、主に歪みの箇所を中心とした部分的な手技が多く、このような矯正施術の場合、一瞬は改善されたよう感じられても、施術ベッドから下りて重力を受けた途端、体重に耐えきれずにまた施術前と同じように歪みの癖に引き戻されてしまいます。

おそらく矯正の効果は持って数分から数時間でしょう。

そうならないためには、矯正を行う前に全身の血流整体を施さなければいけません。

血流整体により、筋肉は血流が満たされ柔軟性と弾力とパワーがよみがえります。

それによりストレッチやほぐしの効果を持続させることが出来ます。

歪みは不調の原因ではない。

整体院などで「あなたの不調は歪みが原因です。」との指摘を受けたことはありませんか?

しかし、実は「体の歪み」が不調の原因であるということは稀であり、いくら体に歪みがあっても痛みや不調を感じない人がほとんどです。

筋肉を元気に保つことで、多少の歪みは負担とはならず不調はほとんど感じられないのです。

また、不調を知らない健康的な方にも必ず姿勢には癖があり体は歪んでいるものです。

体の歪みと不調との間には、それほど大きな相関関係はないのです。

したがって、あきらかに不調の原因となる歪みでなければ、過度に「体の歪み」を気にすることはないと考えます。

たとえモデルや女優さんのなどのように毎日体を気遣い、歪みの少ない体を保ち続けている方でも、筋肉が不健康になれば肩こりも腰痛も頭痛も出現してしまいます

不調の改善には体の歪みを矯正することより、筋力トレーニングや生活習慣の見直しをすることが先決です。

そして、さらに健康的な体を維持するためには血流の改善をすることが最も先決だと考えます

整体師に言われると『ハズレだ~』と思ってしまう言葉。2021.8.28

たまに整体院に行ってみると、整体開始早々ガッカリさせられることがあります。
それは、整体師さんが言う、
『力加減は大丈夫ですか?』と言う問いかけ。
 
まるで
料理人に卵焼きの作り方を聞かれているような。。。
大工さんにノコギリの握り方を聞かれているような。。。
いつからこの問いかけが使われるようになったのか、とにかくこれを言われると、
『ハズレだ〜』
となります。
 
疲れや痛みをを取ってもらいにプロにお願いしているのだから、受け手の心理としてはプロの経験と技術に期待して委ねたいと思っています。
そんな中これを言われるとズッコケてしまいます。
お客様に対する配慮という意味なのかもしれませんが、料理人ならお客様に「どのくらい塩入れましょうか?」なんて聞かないでしょう。
 
最初からある程度の痛みは我慢するから体を楽にして!
と言うのが大多数で気持ちで、
この言葉は頼りなさを感じでしまいます。
 
これがリラクゼーションであっても同じです、リラクゼーション職人なら、何も聞かずにリラックスさせないといけない。
 
ちなみにラーメン屋で聞かれる
『麺の硬さどうしますか?』
あれも気になりますね。笑
 
私の場合必要な力は躊躇なくかけますが、
辛そうな人には「痛いですが我慢してくださいね。」と伝えます。
 
その言葉の裏には、
『その代わりにこの1時間で良くなりますので』が常に隠れています。
 
お客様の体を触った瞬間にどれだけの力をかけなければいけないのか、何をしなければいけないのか経験の中から、考えなくても体が動くように積み重ねていかなければいけません。
 
この言葉を使う整体師さんには自信を持って堂々と施術をして欲しいと思います。
 
不思議なもので、実際に体を接しているせいか自信のなさは明らかに受け手に伝わるものです。