ほぐれる仕組み

※高野豆腐理論は血流整体独自の用語で、現象のイメージを表現した名称です。

高野豆腐理論って?

ここでは血流整体の要とも言える『高野豆腐理論』について、少し分かりやすく解説したいと思います。

例えば、肩こりを硬く乾ききった高野豆腐に見立てます。
一般的なマッサージ店が行う肩揉みやマッサージは、その硬い高野豆腐に僅かに水を垂らしたような状態です。
水を数滴だけ垂らされた高野豆腐には局所的に柔らかい部分が出来ますが、高野豆腐全体を見れば硬い高野豆腐に変わりなく、そのまま数分も経過すると、また乾燥して元通りの硬い高野豆腐に戻ってしまうはずです。
多くのマッサージ店や整体院で行われる血流の改善はこういう現象と類似します。
さらに、
数滴垂らした「水の跡」の表層には柔らかさが生じますが、その隣や奥では硬いままの部分が隣接しています。
ぐるりと硬い組織に囲まれているわけです。
この「柔らかい箇所」と「硬い箇所」という両極的な性質が隣り合うことでもみ返しや不調の原因になります。
体で例えると、周辺からの血流は乏しく栄養不足なまま、マッサージによる組織ダメージのみが存在することというわけです。
この現象から比喩される、組織と血流の関係性を、血流整体では「高野豆腐理論」として大切な概念として位置付けています。

血流整体セミナーより

高野豆腐に似た性質のスポンジ

これは、高野豆腐が水に浸って柔らかくなっていく様子に近い性質を持つスポンジです。

乾いていると、とても硬くてこのままでは強く握っても凹みもしませんし、びくともしません。

組織にギッチリと毛細血管が網目状に詰まった様子というのは、このスポンジにギッチリと詰まった気泡というかの空洞のようなものでして、

筋肉に、血流が行き渡るイメージは、このスポンジに水が浸って柔らかくなっていく様子によく似ているのです。

例えば、このスポンジの一つの角を水に浸します。

スポンジを水が登っていく

すると毛細管現象により、水がスポンジの空洞をゆっくりと上り、水が浸み込んでいきます。

その後、スポンジを水から取り上げ、浸み込んだ箇所を手で一生懸命揉み解しながら、乾いて硬くなっている箇所に水分を送り込んで柔らかくしていきます。

この作業と似た作業を筋肉においても行う。

それによりスポンジ全体が柔らかくなっていく様子、この仕組みを血流整体では「高野豆腐理論」と言っています。

揉みながら水分を浸透させる

血流整体はこれらの工程を確実かつ最短で起こしていく整体手技です。

※高野豆腐理論は血流整体独自の用語で、現象のイメージを表現した名称です。

 

 

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