血流整体の大きな特徴の一つが「血流の行き止まりを作らない」です。
例えば、ある筋肉の一部分だけをほぐした場合、その部位でのみ、その瞬間だけ血流が生じます。しかしそれでは体全体の血流に対する影響は極小でしかなく、とうてい血流改善と言えるものではありません。
逆に、局所的にではなく、筋肉や筋膜、皮膚や脂肪などの組織を丸ごとほぐし、短時間でこれを全身に隈なくおこなった場合、体中に留まっていた大量の組織液(間質液)が一気に毛細血管に流れ込みます。
それにより循環血液量が増大し全身に勢いよく血流を作り出すことが出来ます。
すると全身の毛細血管が活動を始め、血流は行き場を失わずに流れ続けます。
すなわち「血流の行き止まりを作らない」ということが出来るのです。
一般的に体重の60%程度が水分と言われています。その内訳は40%が細胞内液で20%が細胞外液です。その細胞外液20%の内訳は15%が間質液(組織液)で5%が血管やリンパ内液と言われています。(年齢や性別によって異なり、赤ちゃんの場合体重の80%が水分量と言われています。)
したがって、頭のてっぺんから手足の指先まで、全身の組織を隈なくほぐし、20%の細胞外液を同時に動かすことが、血流整体の効果を持続させる鍵となるのです。
初回の施術は、全身を包圧術により隈なくほぐし、固く滞っていた間質液や毛細血管の血流を一気に促し、血流の通り道を作っていきます。
初回は「血流の悪いところに血液を通していく」という工程から、体調や浮腫の程度によっては施術中の痛みが生じることがあります。
2回目以降は、一度出来た血流の通り道を再び血液が通るため、少ない抵抗で血流を促すことが出来ます。そのため血流が回りはじめる時間も短縮出来、初回以上に深いところまでほぐすことが出来ます。
通常、一度出来た「血流の通り道」は、3ヶ月程度は期間が空いても、血流整体を行うことで再び開いて血流が蘇ります。
血流整体は2回目、3回目と回を重ねることでより血流が良くなり、疲れにくい元気な体を保つことが出来ます。
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