血流整体の成り立ち

手の感覚から始まり、血流への探究へ。

 

血流整体は、開発者・須田慎介が、施術の現場で重ねた経験から形づくってきた整体です。

その始まりには、身体に触れることが好きだった子どもの頃の経験と、「長持ちする整体をつくりたい」という思いがあります。

 


【始まりは、身近な人への肩もみ。】

子どもの頃から、母や周囲の人に肩もみをするのが好きでした。喜んでもらえることがうれしく、身体に触れる中で、指の下で硬さや弾力が変わっていく感覚を覚えていきました。

その感覚は、後に仕事として施術をするようになってからも、私の大切な手がかりになりました。

一か所だけを変えるのではなく、隣へ、そのまた隣へと変化をつなぐ。身体全体を、できるだけムラなく変えていく。

当時はうまく説明できませんでしたが、手の中には、そのような施術のイメージがありました。

 


【バイクで始めた、Sin整体術。】

世田谷の整体院で約3年間働いた後、自分の手の感覚を頼りに、出張整体を始めました。

「Sin整体術」と書いた手作りのチラシを配り、バイクでお客様のもとへ向かう。店舗を持たない出張スタイルだったことが、「院」ではなく「術」と名づけた理由です。

ほかのアルバイトをしながら、いつか整体だけで生活できるようになりたいと、施術を続けていました。

その途中、知識が十分でないことへの不安から、整体の専門学校にも通いました。そこで解剖学や生理学を学び、ほかの手技を体験する中で、自分が行ってきた施術との違いを知りました。

学んだことを、自分の手で感じてきたことと照らし合わせる。そうしながら、自分の施術を探り続けていました。

 


【お客様の問いが、次の探究につながった。】

その後、たまプラーザにサロンを構えました。しかし、初めから順調だったわけではありません。なかなかお客様が来ず、ホームページも自分で作りました。

そこから少しずつ来店が増え、約1年後には、予約が1か月待ちになるまでになりました。

そんな中で、お客様から繰り返し聞かれるようになったことがあります。

「ほかのマッサージと何が違うの?」
「なぜ、こんなに長持ちするの?」

当時の私は、とにかく全身を隙間なく施術することを大切にしていました。身体が変わる感覚は分かっていても、その理由を十分には説明できませんでした。

お客様の問いは、自分が行っている施術を、もっと深く理解するきっかけになりました。

 


【血流へ目を向けたきっかけは、サイズダウン。】

施術の中では、身体が柔らかくなること、温かくなること、そして膨らみが減って小さく感じられることを捉えていました。

その中でも、特に疑問を持ったのが、サイズダウンです。

「なぜ、施術すると身体がひとまわり小さく感じられるのだろう。」

この疑問から、むくみや身体の水分について調べ始めました。そして、細胞の周囲にある「間質液」を知ったことで、それまで感覚で捉えていた変化を、身体のしくみと結びつけて考えるようになりました。

そこから、血管や体温、自律神経についても学び、自分の施術や、その順序を見つめ直していきました。

手で感じていたことに、少しずつ説明が加わっていく。こうして、血流への探究が深まっていきました。

 


【長持ちする変化を求めて、今の血流整体へ。】

私が求め続けてきたのは、施術を受けたその場だけで終わらず、よい状態が長く続くことです。

そのために、身体の一部だけでなく、全体へ隙間なく変化を広げようとしてきました。

この感覚を人に伝えたくて、後から見つけたのが、高野豆腐に水分が均等に染み込むようなイメージでした。先に比喩があったのではなく、自分が行っている施術に合う言葉を探していたのです。

身体に触れ、変化を確かめ、その理由を考える。分かったことを、また施術へ生かす。

この積み重ねが、「全身を血流で隙間なく満たす」という考え方と、現在の血流整体につながっています。


血流整体|ネット公開版
開発・執筆・監修:須田慎介
Sin整体術/株式会社AZUKI

最終更新日:2026年10月12日

 

血流整体|ネット公開版 TOPへ